内部部品の設計を一度に行う

筺体設計、樹脂設計、機構設計、精密板金までお任せ|双明通信機製作所
製品には外観部分と内部部品に分かれて設計が行われることが多く、部品に関する設計を行うのが機構設計となります。基本的に電子部品をどの場所に配置すればいいのかを確かめながら行うことが多く、この部分での失敗というのは許されないこととなっています。従って何度も確かめて行うということが結構多いようです。
この部分を外側と分けて行う理由として、外側と一緒に作ると上手くいかない傾向が多いからと言えます。また外側のカバーだけ外注で作っている会社というも多くなっていますから、こうした方法で生産を行っているなら機構設計だけを自社で行えばいいということです。従って分割して行っているということが増えていると言えます。
機構設計では電子部品をしっかりと配置していかなければならず、その基盤図に誤りが発生すると大問題に発展することがあります。従って機構設計の際には何度も確かめるという作業が行われ、おかしい部分は早急に修正が行われるのです。


駆動部を持つ製品の機構設計

機構設計はその機械製品に駆動部が含まれるかどうかで必要となる知識が大きく異なってきます。
駆動部がない機械製品の機構設計であれば、幾何学的知識、機構学的知識による設計が主な内容になります。一方で駆動部をもつ機械製品の場合、力学などの基礎知識がまず必要になってきます。一定の動きがその性能を発揮するためには必要不可欠なので力学の知識を駆使して機能を満足させる構造を設計しなければいけないのです。
さらに駆動部を持つ機械製品の機構設計で重要になってくるのが強度の問題です。駆動部は一定の運動を繰り返すため、非常に損傷しやすい性質を持っています。壊れやすさが駆動部を持たない機械製品とは段違いなため、性能を発揮しつつも繰り返しの使用、運動に耐えうるだけの強度を実現した設計が求められるのです。
精密機器などはこうした駆動部を持たないことが多いので強度は機構設計の範疇に入らないことも多いのですが、車など大型機械の設計には駆動部の設計に必要な特有の知識が求められます。


CAD操作が出来ないと不可能

機構設計はCADによる設計が主体となっていますから、どうしても操作が出来ないような方を配置するわけにはいきません。そのため最低でもCAD操作ができる人材に教えていることが多いです。CADを一から教えるというのは面倒なことですから、最低限これだけは出来る人という感じで募集していることもあります。
CADの基本的な操作さえ出来れば、後は応用という形で簡単に作ることができます。電子部品の配置場所を考えつつ、熱対策を講じながら進めていくことが多いです。最終的にどのような機構設計になったとしても、データ上である程度の確認を行ったうえで試作が行われると見て良いでしょう。
最初のうちは上の人の意見を聞きながら作っていく事となり、思ったほど自分で出来る部分というのは少ない感じです。しかし最終的には全てを任せられることが多くなり、非常に大きな仕事というのもかなり増えてくるのです。そのため機構設計は長期的な視野で指導を受けることになります。